BALMAIN BLAZE 

Balmainは創業以来、独自の卓越した手法を大胆に築き上げることに専念してきました。ピエール・バルマンは最初の日から基調を打ち出します。パリ解放直後の先行き不透明な時代に果敢に自身のメゾンを設立し、新鮮、フェミニン、革新的なビジョンである「ニュー フレンチスタイル」をクチュールの世界にもたらすことを決意していました。そして過去10年間にわたり、Balmainの現アーティスティック ディレクターのオリヴィエ・ルスタンは、Balmainの独自性を際立たせる、新たな道を切り開くこの素晴らしい強大な力を確固たるものにしてきました。ランウェイを多くの人々に開き、音楽界のスターたちとパートナーを組み、メゾンのフォロワーとダイレクトかつ信頼できる方法でつながりながら、これまで自分が押し開けてきたすべての扉が、彼と同じ道を進む人たちのために確実に大きく開かれているよう配慮しています。

「当然、モデル名は様々なレベルで意味を成します」と、ルスタンは説明します。「しかし、多くのメゾンのインスピレーションを繰り返し登場させる以上に、何よりも、Blazeを確実に注目されるバッグにしたかったのです。デザインチームに、これらのバッグは重要な要素として可能な限り大胆にデザインしたと話しました。私にとってこれらのデザインは、青春時代の勇敢なスーパーヒーローたちが身に着けていた防弾シールドを思わせます。そして、あらゆるルックを完成させる仕上げとして、Balmain Blazeが無敵の力を与えてくれる感覚をもたらすというアイデアを本当に気に入っています。

豊かな遺産を持つメゾンの強大な力と、歴史的スーパーヒーローのプロテクティブギアの両方を取り入れた Balmain Blaze コレクションには、高級レザーを使用したショルダーバッグとクラッチが展開し、カラーと素材のコントラストを鮮やかに演出しています。コレクションの特徴である、クチュールからインスピレーションを得た装飾と、贅沢にあしらわれた煌びやかな光沢と存在感を放つメタルパーツが、エネルギッシュな力強いデザインを引き立て、比類のないパワフルなスタイルで注目を集めるアクセサリーを創造するというルスタンの目標の達成を確実にしています。

毎年恒例のBalmain フェスティバルを締めくくる、究極のトレイルブレイザー、シェール

Balmain フェスティバルは毎年恒例のメゾンのイベントで、最高の音楽とファッションを組み合わせることによって実現に近づける素晴らしい可能性を称える祝典です。ですから、今年のフェスティバルを締めくくるにあたり、シェール以外のアーティストは考えられませんでした。シェールは1960年代から、この2つの芸術の完璧な組み合わせがどれほど強力であるかを誰にでも分かるように示してきました。 シェールの成功、新記録、受賞歴、積極的行動主義、カルチャーにおける決定的瞬間の歴史はあまりにも長く、ここに列挙することを考えることさえ躊躇しますが、簡潔に一言で要約できると思っています。彼女は「トレイルブレイザー（先駆者）」なのです。シェールは60年以上にわたり大胆なパイオニアであり続け、真のトレイルブレイザーとして、決してスピードを緩めず、つねに人々を駆り立て、果敢に前進してきました。「ポップの女神」の称号を得たかもしれませんが、フォークからスタジアムロックまで、考え得るあらゆる音楽ジャンルを意のままに操れることを証明してみせました。また、ドラマチックな役では見事に涙を誘い、コメディー作品では誰にも真似できない演技で 大いに笑わせてくれます。「スタイルアイコン」の称号は、半世紀以上にわたってファッショントレンドを作ってきた功績を語るには不十分でしょう。そして、待ち望まれてきた変化を実現させるために戦うことを強いるこの困難な時代において、積極的行動主義のためにシェールが続けてきた長期的な取り組みは極めて印象的であり、すべての人にとっての模範となります。

こうしたことすべてが分かっていたので、今年のフェスティバルの締めくくりには、どうしてもシェールに一緒にランウェイに登場してもらわねばならないと考えていました。さらに、チームとともに、Balmainの新たなラグジュアリーレザーバッグ Blaze コレクションを発表する準備をしています。その名で明らかなように、勇敢なトレイルブレイザーの精神から直接インスピレーションを得ています。究極のトレイルブレイザーであるシェールが一緒に新作コレクションを発表してくれることを大変嬉しく思っています。
 

オリヴィエ・ルスタン
2022年09月28日
パリ

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