ビヨンセ x BalmainによるRENAISSANCE クチュールコレクション
2023年3月
バルマンのクリエイティブ ディレクターであるオリヴィエ・ルスタンは、意外なデザイン パートナーである彼の良き友人であり、長年のミューズであるビヨンセとチームを組みました。


オリヴィエ・ルスタン: 「『RENAISSANCE』 は私たちが必要としていたちょうどよい時期に生まれてきました。3年という長いパンデミックの後、皆がそろそろ現実世界に戻る準備を始めていて、再びダンスをしたいと渇望していることにビヨンセははっきりと気づいていました。そして、ビヨンセのスピリットや作品、コミットメント、メッセージといったものは私たちを後押し、強い絆を持つパートナーとして「RENAISSANCE」 クチュールを一緒にデザインするに至りました。この新たなコレクションは、ビヨンセ7枚目のソロアルバムにはっきりと軸として見える天才的なクリエイティビティに支えられています。それでは、ビヨンセと私がどのようにして彼女の曲をシームレスにクチュールに取り入れていったか、一つずつ説明していきましょう。
It's not the diamond, it's not the pearls
I'M THAT GIRL
彫刻家エリー・イルシュ (Elie Hirsch) によるハンマーメタル製のビスチェ。 同デザインのスパイク付きブレスレット。 ブラックナッパ ラムレザー製のパレオスカートとグローブ。
「ビヨンセが強い女性であることは間違いないですし、この曲の歌詞やメッセージ性を考えたとき、スタートを飾っている曲に対してどのようなクチュールをデザインするかというのは非常にイメージがしやすかったです。彼女のメッセージを正しく伝えるため、私たちは彫刻家エリー・イルシュに崇高な太陽と王冠を組み合わせたメタルビスチェを依頼しました(私は特にスパイクのぞくぞくするような危ない感じが気に入っています)。」
Comfortable in my skin (cozy, cozy)
COZY
ピンクフェザー付きのブラックベルベット製ファイヤーワークドレス。 ブラックベルベットのターバン&ブーツ。
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「Cozyという曲は、ビヨンセの自分を愛しなさいというメッセージ性が込められていて、ダンスフロア風の中毒性のある世界観も心に響きます。その感動的なスピリットを体現するため、メゾン・フェブリエ(Maison Fevrier)の職人たちに今までにやったことのないことに挑戦してもらいました。パリのキャバレーやオートクチュールのコレクションでこの上なく素晴らしい羽飾りを作ってきた彼らでもやったことのないようなことです。私は、ビヨンセや彼女のスタイリストであるマーニ・セノフォンテ(Marni Senofonte)やBalmainのチームと試行錯誤した結果、ピンク色のプルーム・ド・コック・ド・プール (鶏の羽) ブーケを刺繍するという完璧なアイデアにたどり着き、最終的にピンク色の世界を創ることに成功しました。まるで夜空一面の花火を見上げているような高揚感のある作品となっています その完璧なまでのブラックベルベットは他にも採用しました。ターバンとシューズにも同じベルベットを使用し、夜空に打ちあがる花火のクライマックスを思わせるデザインを演出しています。」
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Unicorn is the uniform you put on Eyes on you when you perform
ALIEN SUPERSTAR
クリスタル装飾の立体的なドレス
「Alien Superstarでビヨンセがダンスフロアを魅了していたように、こちらのクチュールデザインも同様にスポットライトを浴びて輝くと確信していました。曲中のU-N-I-Q-U-Eというキーワードに導かれながら、私たちは何度もスケッチを繰り返しました。ビヨンセの未来的な世界観をそのまま受け取り、太陽系に手を伸ばしているようなオートクチュールの土台を創ることを目標としました。大きな目標を掲げ、私たちがたどり着いたのは、幻想的な羽とヒップエクステンションです。超自然的な愛を空に打ち上げ、軽やかでありながら力強くボディを包み込むイメージで創りました。このルックにおいて、私たちは自由で、どこまでも飛んでいけます。Balmainのチームは、オーガンザとボーン構造によってこの造形的なコンセプトを見事に形にしました。また、この輝き溢れるクリスタル装飾は職人が1つ1つ丁寧に刺繍したものです。」

Oh, la, la, la,
That's the way them boys sound when I walk through the block-block-block
ENERGY (01)
ブラックシルク、ベルベット、レーヨン、パテントレザーを組み合わせたマクラメドレス。 ブラック染色したキジの羽をあしらったボディス。
『RENAISSANCE』でも特にパンチの効いた曲調が耳に残るEnergyでは、ジャマイカ系アメリカ人ラッパーBEAMとフィーチャリングしています。他の曲に比べて短い曲ではありますが、私たちは非常に長い時間をかけて複雑な作品を完成させました。当初より、私たちは非常に官能的なものを望んでいました。着る女性が自分自身の魅力に気づき、自信をもって着ているのだとわかるような極上のモダンクチュールドレスを作りたいと考えていました。素晴らしい羽飾りはパリのアトリエ、メゾン・フェブリエ(Maison Fevrier)の職人によるものです。彼らはこれまでもパリの伝統的なクチュール ランウェイやキャバレーのステージに登場する見事な羽飾りを製作してきたことで知られています。よく見ると、ドレスのマクラメ模様は非常に複雑であることに気づくはずです。まさに芸術品であると言えるでしょう。私たちのデザイン画を元に、フランスの才能あるアーティスト、ローランチン・ペリルホ (Laurentine Perilhou) が丸15日間かけて製作しました。シルク、レーヨン、ベルベット、パテントレザーなど、さまざまな種類の深い黒色の糸を大量に使い、丁寧に織り込んだり結んだりしながら完成させたのです。」
You know that I'm gon' be extra When that camera go pop-pop-pop-pop-pop-pop
ENERGY (02)
伝統的なアフリカの髪結いに着想を得て、ルレックス糸を編みこんで作られた刺繍ドレス
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「このドレスは、アフリカのモチーフと複雑な幾何学模様を組み合わせた一連のスケッチから始まりました。そして、その模様をブラウンとブラックのルレックス糸で表現するために、職人たちに依頼しました。ご覧のように、彼らの熟練した刺繍と丁寧な編み込みは、伝統的な技法を再現しています。こちらのデザインは、このコレクションで最も複雑なもののひとつで、複雑な制作工程を完了するのに1ヶ月以上かかりました。また、同じ編み込み技法を用いた幻想的なイヤリングも添え、パワフルで美しい肩やヒップの丸みを帯びたシルエットを際立たせることにもこだわりました。」
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I'm buildin' my own foundation, yeah
BREAK MY SOUL
ブラックベルベットの艶やかな質感が際立つドレープ入りのフード付きドレス。ブラックのクロムでメッキされたような質感を演出する、裸体のだまし絵入りの3Dプリントビスチェ。
「ビヨンセやジェイ・Z、ザ・ドリーム、トリッキー・スチュワートが共同製作したBreak My Soulは、ロビン・ストーンのShow Me Loveから得たサンプリング音やバウンス・ミュージックのレジェンドでありNOLAラッパーのビッグ・フリーディアの存在感溢れるボーカルによって、90年代のハウスミュージックにオマージュを捧げています。release the wiggle(かつらをはずす)という歌詞にもあるように、私たちはデザインに自信やパワーを持たせたいと考えました。そこで、ターバンやフード、ドレープの印象的なトリオと、信じられないほど美しく輝くビスチェを組み合わせることにしたのです。裸体のだまし絵をあしらったビスチェは職人が考えたデザインを3Dプリントして製作されました。そして、レーシングカーのシャーシに使用されるような光沢感のあるブラックでスプレー塗装をしたあと、輝きを封じ込めるためのニス仕上げを施しました。」

Nobody can judge me but me, I was born free
CHURCH GIRL
ブラックとレッドのベルベットケープ コート;メタリックベルト;3Dプリントされたシルバークロームの電気メッキチェスト。 レコード風のツートーンフラット、円型ハット。
「敬虔な曲のタイトルと、RENAISSANCE内でも特に露骨な歌詞が組み合わさったChurch Girlは、解き放つときが来たことを明確に主張しています。ビヨンセと私は、「天国に行ったのだから、楽しむのは当たり前」という自由に満ちた精神をデザインに反映させたいと思いました。ビスチェをスケッチし、3Dプリンターで作成した後、亜鉛メッキ金属でコーティングし、肩から腰にかけてを覆う軽くて着心地の良いアーマーを作り上げました。包み込むようなベルベットラップには力強いムードのベルトがあしらわれ、上半身にボウタイのようなシルエットを作り出します。クラシックなボウタイの形を斬新にアレンジする創業者ピエール・バルマンから受け継がれた遊び心が落とし込まれています。また、フラットな形のブラックハットにレッドの円型アクセントを加えることで、クイーン・ベイのレコード風クラウンをイメージした冠が出来上がりました。」
I think you're so cool (Even though I'm cooler than you)
PLASTIC OFF THE SOFA
ピンククロムの逆さボウタイ付きビスチェドレス。
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「Plastic Off the Sofaの華やかなディスコ風グルーヴを完璧に表現するため、私たちはBalmainのクラフツマンシップに立ち返る必要がありました。Balmainの職人たちはまったく異なる3つのコンセプトをシームレスに融合する手助けをしてくれたのです。
• 非常に官能的なチュールビスチェは、カーブの美しい前後のボーン構造によってボディに完璧にフィットしています。 • また、まばゆいばかりの光沢は亜鉛メッキを施したピンククロムによるもので、タイトルのつやつやとしたイメージを見事に表現しています。 • パリのクチュールを象徴する2つのシグネチャーである、ボウタイとル・スモーキングを意外性たっぷりに組み合わせています。 ビヨンセと私は、Balmainにあるミッドセンチュリーのアーカイブからインスピレーションを受けました。創業者のピエール・バルマンは、ボウタイのサイズや形、配置に斬新なひねりをプラスし、驚きあるクチュールシルエットを創造する才能を持っていました。その感性を受け継ぎ、光沢のあるピンクのボウタイを180度回転させるというアイディアにたどり着きました。完璧なフロントスリットを実現しているだけでなく、通常であればボウタイの布端が垂れ下がるところをクラシックなル・スモーキングのラペルのようにミニマルなものに仕上げたのです。」
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I want it right here, right now
VIRGO’S GROOVE
ダスティピンクベルベット製のカローラドレスとセカンドスキン、エリー・イルシュのメタル装飾。 ハンマーメタルで再解釈したヴィンテージBalmainハット
「Virgo’s Grooveはビヨンセの星座であるおとめ座(ちなみに私もおとめ座です)に因んだ曲で、セックスポジティブな感性が落とし込まれた、ファンキーなディスコ調の6分間です。このような甘い曲には、エネルギーを少し注入し、露出したショルダーを美しく引き立てる流れるようななめらかなラインを考案しました。そして、彫刻家のエリー・イルシュにそのラインの製作を依頼しました。彼によるなめらかで官能的なメタルデコルテは、完璧なピンクのクチュールドレスの下からのぞきます。ピエール・バルマンのクチュールハットにおける最も象徴的なデザインの一つをメタリックにアレンジした意外性のあるデザインが誕生しました。」

Move out the way I’m with my girls and we all need space
MOVE
サーモラインストーン ブルージプシーのジャージー製ドレープドレス。 同デザインのサーモラインストーンハット、ホーンの髪飾り
「こちらのデザインでは、ビヨンセ、グレース・ジョーンズ、テムズの3人が、個性溢れるレゲトンアンセム Moveに込めた威厳と自信を表現することを何よりも目指しました。シンプルなパレウ生地にBalmainのアトリエが誇る完璧なドレープ技術を駆使し、フード、ケープ、スカートを吊り下げた前身頃の生地でまとめました。存在感のある ブルージプシーの色彩は、ビヨンセの好きな色の一つであり、その色にはこのデザインがぴったりだと思ったのです。また、全身から放たれるまばゆい光は、たくさんのクリスタルストラスによるものです。Maison Michel ハットのフラットで大胆なラインに、力強いBalmainのショルダーを合わせることで、ドレスの縦のラインに完璧な横のバランスを与えています。アンサンブルを仕上げているのは、彫刻のように美しいホーンのアクセサリーです。こちらは80年代のグレース・ジョーンズのスタイルに着想を得ています。」
Never met a girl so fine like this, no, no, no, no
HEATED
熱成形のブラックベルベットにクリスタルをあしらった、ドレスとBalmainヴィンテージハットのセット。
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「ビヨンセはHeatedの中で大好きなジョニー叔父さんのファッションセンスについて歌っています。Uncle Johnny made my dress(ジョニー叔父さんが私のドレスを作ってくれたのよ)という歌詞も実は彼女とこのクリエイションを行いたいと思ったきっかけです。彼女の美しい家族の記憶をもとに、RENAISSANCEのクチュールコレクションを共同デザインしてほしいと思ったのです。ビヨンセの歌詞には、自分自身の価値を認め、祝福することの大切さが描かれています。こちらの作品では、その自己肯定感に対するメッセージにインスパイアされています。この力強いアンサンブルを製作するにあたり、まずブラックのベルベットを熱成形し、ジェムカット・クリスタルを配置する各スポットにリング状のセッティングを施しました。ドレスやフード、ハットにジェムストーンを散りばめることで水玉模様が現れます。つまり、この作品は、戦後のクチュールコレクションの多くにポルカドットパターンを巧みに取り入れた創業者ピエール・バルマンの美学に倣っています。ビヨンセと私はたくさんのアーカイブデザインを参考にしました。」
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That's that keep going, that's that never stop
THIQUE (01)
メタル&クリスタルの逆シャンデリア イリュージョンスカート。 ブラックのベルベットボディスーツ、ブラックベルベットのターバン。 タッセルシャンデリアのイヤリング。
「官能的でリッチ、そして脈打つようなバックビートを持つThiqueは、昨年の夏にRENAISSANCEがリリースされて以来、確実に人々をダンスフロアに引き寄せてきました。私たちのThiqueのデザインは、ビヨンセと私の「ちょっと無理かもしれないけど...」という会話から始まりましたが、いつの間にか現実のものとして完成していました。まずはパリジャンのお気に入りをイメージして、夢のようなシャンデリアスカートをスケッチしました。そして、Balmainのアトリエの職人たちに、チュールとボーニングで最初のコンセプトを構築してもらい、Thiqueの官能的な曲線美に対応する完璧なバスク製作をお願いしたのです。この段階を経たことで、金属パーツをどこにどのように配置するかが明確になり、実際にシャンデリア・クチュールを作る工程に入ることができました。そして、修正したシャンデリアの設計図を3Dプリントし、Le Chemin des Maquettesの専門家に依頼して、完璧なカーブを描く金属とさまざまなサイズのクリスタルを使って、輝きに満ちた作品を作り上げました。隠しヒンジを巧みに配置することで、着脱や歩きやすさも考慮しています。なめらかなベルベッドのボディとパワフルなBalmainショルダーがバランスよく配置されています。さらにシャンデリア・クリスタルのイヤリングを合わせています。」

Baby, that's that thique
THIQUE (02)
ハンマーブラスとクリスタルペンダントのイリュージョンビスチェ。 ブラックのベルベットボディスーツ、ブラックベルベットのターバン。 タッセルシャンデリアのイヤリング。
「ビヨンセと私は、クチュール職人やパリのシャンデリア、Le Chemin des Maquettesにおける忍耐強く卓越したクラフツマンシップを完璧に総動員し、非常に現実離れした夢を実現させました。Thiqueにインスパイアされた、ダンスフロアならではのクチュールシャンデリアをデザインに落とし込んだ結果、非常にシンプルで美しい作品となりました。複雑な構造や数値計算、技術、エンジニアリングの上に出来上がったなどとはまったく感じさせないでしょう。」
I try to get all up in your mind
ALL UP IN YOUR MIND
フェザー刺繍のファン、ブラックベルベットとサテンのジャンプスーツ、グローブ。 ラインストーンの装飾。
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「ビヨンセと私は、ニューヨークの伝説的なヴォーグシーンへのオマージュとして、この華やかなトロンプ・ルイユ(だまし絵)を夢見ました。それを叶えてくれたのは、Balmainの職人たちであり、ボーニングやコルセット、プリーツなど、すべてを美しく仕上げ、正確に仕立て、そして最後に絶妙なフェザー刺繍と組み合わせて、ダンスフロアにふさわしい実物大のエヴェンテールとしてくれたのです。」
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Boy, you can't get no higher than this No 'Cause love don't get no higher than this No, no
AMERICA HAS A PROBLEM
真紅のベルベット製ドレープジャンプスーツ、ゴールドクロムの電気メッキ入り3Dプリントビスチェ
「Boy, you can't get no higher than this(ボーイ、これ以上のものはないわ)という歌詞のように、この曲は、自分が最高だと自信を持ちなさいというメッセージがよくわかる曲です。そこで、その落ち着いた自信や安心感を表現するために、レッドカーペットを彷彿とさせる真紅のベルベットを採用しました。Balmainのアトリエの職人によって完璧にカットされ、ドレープが施されたベルベットは存在感抜群です。3Dプリンターで製作し、亜鉛メッキを施した、軽量でつややかなゴールドビスチェと組み合わせています。」

It should cost a billion to look this good
PURE/HONEY
スパンコール&フェザー刺繍入りのグラフィックアンサンブル、メタリックメッシュのドレープイヤリング、ブラックジャージーターバン
「RENAISSANCEは、Pure Honeyという曲でダンスフロア・コミュニティにオマージュを捧げ、レジェンドであるモワ・ルネやケヴィン・アヴィアンス、MikeQの『Feels Like』(feat ケビン・J・Z・プロディジー)をサンプリングしています。ビヨンセと私は、作品にクラブで歌っているような熱狂的な喜びを込めたいと考えていたので、注目を集めるような光沢感とオーバーサイズのグラフィックを組み合わせたパターンが必要だと考えました。サイケデリック柄やハーレクイン柄、マリニエール柄、ゼブラ柄など、職人の手による印象的なフラットスパンコール刺繍が、大胆な主張を生み出しています。袖部分には、ホワイトとブラックの絶妙なフェザー装飾が施され、デザインを見事に引き立てています。こちらはパリのオートクチュール ランウェイや伝説的なキャバレーで使用されるフェザーを製作してきたメゾン・フェヴリエによるものです。コルセットには存在感抜群の輝きを与えるために、伝統的な編み上げコルセットを3Dプリントで再構築し、フランスのジェット機や高速鉄道を担当している職人が完璧な光沢仕上げを行いました。スプレーペイントを終えた後はニスを塗り、輝きを閉じ込めています。」
It's so good, it's so good, it's so good, it's so good, it's so good
SUMMER RENAISSANCE
ウィッグ、ケープ、ストラップレスのショートドレス、すべてルレックスのフリンジ、クリスタル、ラインストーン刺繍入り
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「RENAISSANCEのラストナンバーは、素晴らしい高音と喝采が融合したディスコ調のSummer Renaissanceで、曲中、ビヨンセはドナ・サマーの名曲「アイ・フィール・ラブ」を歌い上げています。その歓喜のスピリットにマッチするよう、ビヨンセと私は祝祭の贅沢なムードを落とし込みたいと考えました。水平ラインが美しいビスチェデザインのBalmainドレスはショート丈で、ディスコクイーンを彷彿とさせるロングケープのマキシマリズムとバランスの良い仕上がりとなっています。シルバーのフリンジは、職人によって一本ずつ丁寧に作られています。きらめきを放つ3種類の素材を組み合わせ、Summer Renaissanceのダンスフロアでひときわ輝いて見えるフィラメントを作り上げたのです。」
Credits
Renaissance Couture by Beyoncé x BalmainCo-Designers :
Beyoncé and Olivier RousteingParkwood Creative Team Photographer :
Louie BanksLead Stylist :
Marni SenofontePrinciple Hair Stylist :
Neal FarinahPrinciple Makeup Artist :
Rokael LizamaHair Stylist :
Jawara WauchopeMakeup Artist :
Holly SiliusManicurist :
Yoko SakakuraCasting :
Anita Bitton
TALENTS
• Fashion Labeija- • Ebony Riley
- • Amber Later
- • Hanne Gaby Odiele
- • Kerolyn Soares
- • Xue Huizi
- • Memphis Murphy
- • Shanelle Nyasiase
- • Dominique Silver
- • Akuol Deng Atem
- • Mamuor Awak
- • Jesus Maria